こんにちは、しりりんです!
皆さんは「久保田スラッガー」とうグローブのブランドをご存じですか?
プロ野球の新旧名選手の間で使われ続けるグローブで、大阪市の久保田運動具店という野球用品メーカーが提供しています。
久保田運動具店は1936年に今の社長の久保田勝行氏の祖父、信一氏が大阪の曽根崎で創業されました。明治大学や社会人クラブチームでプレーしていた信一氏の人脈で、アメリカのローリングスの野球用品など、他社の商品を販売していたとのことです。
また、関西に本拠地を置く阪神などのチームにも野球用品を卸していたそうです。
この久保田運動具店の福岡支店顧問の江頭重利(87歳)さんは、グラブを湯につけて揉みこみ、柔らかくして型を付ける「湯もみ型付け」という技法を始め、2012年に「現代の名工」に選ばれました。
江頭さんは1952年に入社し、プロや社会人野球チームの営業をされていたそうで、あるプロ野球選手から「エラーしないグラブを持ってきてほしい」と頼まれました。
その後、信一氏と相談し自社で野球用品の開発・製造を始めました。
現在では、男性社員の全員が職人で、道具の修理ができるため、担当球団の試合中は球場内で待機して、グラブのひもが切れると、イニングの間に直すことができるほどの技術があるとのことです。
競合他社と比べ、決して大がかりな広告宣伝はしておらず、その技術とサービスで選手の信頼を勝ち取っており、大手メーカーとのスポンサー契約を結んでいる選手の中にも「グラブだけは久保田がいい」と譲らず、ブランドのマークを久保田のグラブに付け替えている選手もいるそうです。
選手目線のグラブを作り続ける江頭さんは、今も「常に改良を加え、新しいグラブを作りたい」と第一線でものづくりを続けています。
尚、東京都福岡の支店では型付けなでを無料サービスしているとのことです。
いつか私も、久保田スラッガーのグラブを手に入れたいと思っています!皮がしっとりしていて、手になじむとのことですが正直よくわかりませ。
ではでは