こんにちは、しりりんです!
1月5日(日)が2020年の野球はじめとなりました。監督、コーチ、選手に加え、親御さんやOBも集まり、必勝祈願のあとで練習となりましたが、OBの一人が、硬式ボールを持ってきていたので、キャッチボールをさせてもらいました!
わたくし、実は中学までしか野球をしていませんでしたので、硬式ボールでのキャッチボールは人生2回目くらいです。
しかし、硬い!痛い!グローブ軟式用だし。
そして、硬式ボールを調べてみたくなったのでここに記します。
軟式野球ボールと硬式野球ボールの違い
軟式の野球ボールと、硬式の野球ボールは作りに違いがあります。軟式ボールは直径・重量・反発の違いで、M号(メジャー)とJ号(ジュニア)に区別されています。
M号球は中学生以上の大会で、J号球は小学生の大会で使用されています。素材はゴム製で、公式試合に使われる公認球は、硬さや縫い目の数などもすべて厳密に決められています。硬式ボールは革製で縫い目があり、表面はツルッとして固いのが特徴です。
硬式ボールの作り
硬式ボールは、2片の白い牛皮か馬皮を、頑丈に縫い合わせて作ります。日本では牛皮が使用されます。縫い目の数は108です(煩悩の数だけ縫い目があるんですね)。重さは、141.7~148.8gで、周囲は22.9~23.5cm程になります。
大リーグでは長年ローリングス社製が使用され、日本のプロ野球では、2011年からミズノ社製に統一されています。
硬式ボールの規格はプロからリトルまで共通
硬式野球ボールは、大人も子供も世界共通で、作りや、重さ、大きさも同じ規格です。しかしながら、重さも大きさも、許容があり、品質の問題もあるので、プロ野球で使う硬式ボールとリトルリーグで使う硬式ボールが全く同じとは言えない面もあります。
また、日米のプロ野球においても、ボールの大きさや重さ、縫い目の高さの違いなどが話題になることがあります。
試合前にボールを汚す
硬式ボールは新品のままでは使えません。表面に塗られているロウを落とし、滑りを抑え、光沢を消すために、特殊な砂などで1個1個丁寧にこねてから使います。ボールをこねる仕事は審判員の大事な仕事になります。
大リーグでは、特殊な泥が使用され、その製法・産地が秘密にされていることが有名です。日本でもメーカーが用意した磨き砂を使うことがふえてきましたが、グランドの土を使うこともよくあります。