しりりん新米コーチのブログ

少年野球のコーチに挑戦中!

ひとつの塁に2人同時にいれません!

こんにちは、しりりんです。

 

先日、息子からめずらしく野球の質問がありました。「ひとつの塁に2人同時にいたらどうなるの?」その日の練習で、ちょうどランダウンプレー(塁間にランナーがはさまれる)が練習中にあって、ランナーが重なってしまう場面があったので、何で?と思ったとのこと。

 

結論から言ってしまうと、基本的には前のランナーに占有権があります。

 

ランナーは塁を離れているとき、タッチをされるとアウトになってしまいます。その逆で、塁についていればアウトにはならないということです。しかしながら、このアウトにならない権利は、塁ひとつにつき一人だけという決まりがあります。

 

もし、2人が同時にひとつの塁についていても、原則として前のランナーに占有権があり、後のランナーはタッチをされるとアウトのなってしまいます。

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例えば、ランナーが2塁、3塁にいた場合、スクイズ失敗で、3塁ランナーがはさまれてホームから2塁に戻ってきたところに、2塁からもランナーが3塁に来てしまった場合、2人が同時に2塁ベースについていても、占有権は3塁ランナーにあるため、2塁ランナーは戻らなければなりません。当然、タッチされればアウトになってしまいます。

 

これを子供達に教えるのはかなり、難しく、スクイズ失敗ではさまれたときに、ひとつの塁にランナーが2人いる状態になると、とにかく、野手もランナーもパニックになりがちで、とくにランナーはアウトではないのに勘違いをして塁を離れてしまうことがあります。

 

息子には、このルールを理解したうえで、とにかく自分で判断せず審判の判定をよく確認するようにいいました。

 

逆に、自分が審判だったらかなりパニックになっていそうで、ぞっとします。こういう細かいプレーは、おさらいしておいて損はないですね。

 

息子くんはしっかり理解できたのでしょうか?最近、野球より、フォートナイトがめきめきうまくなってきているようです。

 

ではでは