こんにちは、しりりんです。
いよいよ、冬も本番になってきました。
少年野球もオフシーズンに入り、2月中旬まで対外試合、練習試合が禁止になります。
その理由として、気温が低いことで、体が動かなくなり、選手が怪我をしやすくなる為です。
そこで、冬場の練習はボールを使わないトレーニングがメインとなりますが、この冬場の過ごし方で、来年のチームのレベルが決まってくると言ってもいでしょう。
特に次の年に6年生や5年生になる主力メンバーはこの冬のトレーニングで大きく運動能力がアップする可能性があります。
体力トレーニング
ピッチャー以外については、長距離走は必要はないと思います。野球は近くの球に、いかに早く追いついて、送球することができるかが重要となります。俊敏性、機敏性のアップは、走塁、守備の向上に直結します。
俊敏性、機敏性を向上させるラダートレーニングは非常に効果的でしょう。
ラダートレーニングとは
ラダー(Ladder)とは「はしご」の直訳のことです。はしごを地面において、マス目をステップするトレーニングのことを言います。本物のはしごを使うのは持ち運びに不便で、つまずいて、ケガをする恐れがあるため、トレーニング用のラダーを使用します。
走塁での効果
- ベースを回る際にスピードが落ちない
- 盗塁時のスタートが速くなる
- 牽制時の帰塁が速くなる
守備での効果
- 打球が飛んできた際の一歩目が速くなる
- フライなどの落下点に素早く移動することができる
- 打球を取った後のスローイングまでの一連の動作が速くなる
野球は瞬時に対応するスピードが求められるプレーが多く、これらを鍛える為には、ラダートレーニングは非常に有効です。
筋力トレーニング
低学年の筋力トレは「身長が伸びなくなる」「ケガの原因になる」という意見も多くあります、全ての子供たちにあてはまるわけではありませんが、一般的に、トレーニングの内容によって、ある程度成長した段階ではじめる方がよいと言われております。
特に、成長期の子供は骨の成長と筋肉の成長に時間差があり、重い負荷で行うトレーニングは、骨の成長の妨げとなることがあります。
とはいえ、腕立て伏せや腹筋が1回しかできないようでは、明らかな筋力不足です。1日に10回×3セットくらいのトレーニングは必要でしょう。
さらに、運動能力の向上が期待できる体幹トレーニングは重要です。
体幹トレーニングとは
身体には様々な種類の筋肉がありますが、表層にあるアウターマッスルと、深層部にあるインナーマッスルに分けることができ、体幹トレーニングはインナーマッスルを鍛えるトレーニングのことをいいます。
プランク(フロントブリッジ)
-
うつ伏せになります。
-
肘を肩幅に開き、肩の真下にくるようにします。
-
両足のつま先を立てます。
この状態をキープして、30秒×3セット
サイドプランク
腹斜筋、腹横筋が鍛えられます。
- 身体を横にし、肘で身体を支える。
- その際、足は両足を伸ばしたままにします。
この状態をキープして、10秒×3セット
👇参考動画👇
【子どもの体幹トレーニング】パフォーマンスアップに効果大の体幹トレーニングをご紹介!
まとめ
冬場だからこそ、出来るトレーニングを効果的に取り入れて、春の新人戦に向けて、地道な準備していくことが必要です。但し、キャッチボールと素振りは基本中の基本なので、冬場でもしっかり練習したほうがいいですね!
ではでは