しりりん新米コーチのブログ(現在は監督です)

少年野球のコーチから監督に挑戦中!

責任と疲労:学童野球指導者の現状

わたしも学童野球出身ですが、昔の学童野球は、お父さんたちが仕事をしながらでも「みんなで協力して子どもたちを育てる」という文化が根付いていたように感じます。

しかしながら近年は、以下のような理由から、一部の監督・コーチに負担が集中するケースが増えてきており、わたしも心が折れかけていますよほんとに…

 

 指導者の責任が昔より大きくなった

今は野球を教えるだけではありません。

  • 子どもの安全管理(チャリ通は届だしてもらってます)
  • 熱中症対策(4/17より酷暑日運用開始されてます!)
  • ケガへの対応(AEDの講習会しないと)
  • 保護者への説明(会議しようにも集まらないよ)
  • ハラスメントへの配慮(もう何も言えない…)
  • 大会や連盟への提出書類(これは最近楽ですWEB会議など)
  • グラウンド確保(河川敷とれません!)
  • 遠征や試合の調整(マネージャーいつもありがとう!)

など、やることが非常に増えています。

 

共働き家庭が増え、ボランティアに参加できる人が減った

昔よりも共働き家庭が増え、「手伝いたいけれど仕事で行けない」という保護者が多くなりました。

その結果として、

  • 毎週来られる人(自分の子供もだいぶ前に卒団しました。家庭不和です…)
  • 長く続けている人(辞めれないからしょうがない…)

だけに負担が集中してしまいます。

 

子どもの人数が減っている

少子化の影響で、1チームあたりの部員数が減っています。

部員は減っても、

  • 試合(遠征がね~)
  • 練習(メニュー考えないと)
  • 会計(これ会計さんがんばってます!ありがとう)
  • 道具管理(もっと大切に扱って!)

などの仕事はほとんど減りません。

そのため、一人あたりの負担は以前より重くなっています。

もう疲れたよ…

「怒れない時代」になった

昔は厳しい指導が当たり前でした。

しかし現在は、

  • 子どもの個性を尊重する(これ良いことです)
  • ハラスメントに注意する(これ良いことです)
  • 保護者への説明責任(話したつもりなんですが、伝わってないことも多々)

などが求められます。

これはとても良い流れですが、その分、指導者は「どう伝えればいいか」

を常に考えながら指導する必要があります。

精神的な負担は以前より大きくなっています。

 

やりたい人が減っている

これが一番大きい理由かもしれません。監督やコーチはほとんどが無償のボランティアです。

それにもかかわらず、

  • 毎週の練習(飲み会の後しんどい)
  • 試合の引率(車メチャ汚くなるよ)
  • 平日の連絡(これマネージャーありがとう!)
  • 保護者対応(LINEよりもアプリでなんとか)

など多くの時間を費やします。

「そこまで責任を負うのは難しい」

と感じる人が増えているため、引き受ける人が少なくなっています。

やりがいもあるけどね。

 

それでも続けている理由

疲弊している監督・コーチが多い一方で、続けている人たちには共通した思いがあります。

  • 子どもの成長を見るのが楽しい(これしかないです)
  • 仲間ができる(飲もう飲もう)
  • 勝った時の喜びを共有できる(あんま勝てないけどね…)
  • 野球を通じて人間性を育てたい(自分の忍耐力育ってます)

だからこそ続けられています。

でも、そろそろ疲れたよ。来年はだれか交代してくださいね。お願いします。