こんにちはしりりんです!
学童野球界隈に置いて、今回のテーマは「男女の友達は成立するか?」よりも激しい議論が地元の飲み屋で交わされているのではないでしょうか!
はじめに
学童野球の指導は、時代とともに変化しています。昭和の時代は「根性」「厳しさ」「反復練習」を重視し、一方で令和の指導は「個の成長」「楽しさ」「科学的アプローチ」に重点を置いています。この両者を対立するものと捉えるのではなく、うまく融合させることで、より良い指導が可能になるのではないでしょうか。
1. 昭和の指導の良さとは?
昭和の指導には、厳しさの中に多くの良い要素がありました。
• 礼儀・挨拶の徹底:野球だけでなく、社会に出たときにも役立つ習慣を身につけられる。
• 基礎の徹底反復:素振りやキャッチボールなどの基本動作を繰り返し行うことで、技術の土台がしっかりする。
• チームワークの重視:個人の能力だけでなく、チームプレーの大切さを学ぶことができる。
• 我慢強さの育成:簡単に諦めず、困難に立ち向かう精神が養われる。
2. 令和の指導の特徴とは?
令和の時代に求められる指導は、単なる厳しさではなく、個々の成長や合理性を重視するスタイルです。
• 子ども主体の指導:選手自身に考えさせ、自発的に成長できる環境を作る。
• 科学的なトレーニング:データやスポーツ科学を活用し、効率的な練習を行う。
• 安全への配慮:投球制限や熱中症対策を重視し、子どもたちの健康を守る。
• 楽しさの追求:厳しさだけでなく、野球の楽しさを伝えることで、長く続けてもらう。
3. 昭和と令和の指導を融合する方法
昭和の「礼儀・基礎重視」と令和の「科学的・個性重視」を組み合わせることで、より良い指導が実現できます。
① 礼儀や基本動作の徹底(昭和)+個々の考える力を養う(令和)
昭和の指導では「とにかく言われたことをやる」という姿勢が求められましたが、令和では「なぜそうするのか?」を考えさせることが重要です。例えば、基本のキャッチボールでも「どこを意識すると良いか?」を子ども自身に考えさせると、理解が深まります。
② 厳しさ(昭和)+褒める指導(令和)
必要な場面では厳しさも大切ですが、ただ怒るのではなく、良いプレーをしたときはしっかり褒めることが重要です。厳しいだけでは子どもは萎縮してしまいますが、褒めることで自信を持ち、成長につながります。また、怒るのではなく、叱ることを意識したいほうが良いでしょう。
③ 反復練習(昭和)+効率的な練習(令和)
昭和の時代は「とにかく1000本素振り」などの反復練習が中心でした。しかし、令和では「質の高い練習」が求められます。例えば、単純な素振りではなく、動画を撮影してフォームを確認したり、トレーニング器具を活用したりすることで、短時間でも効果的な練習が可能です。
④ チームワーク重視(昭和)+個人の能力を伸ばす(令和)
野球はチームスポーツなので、協調性を育む指導は重要です。ただし、令和の指導では「個々の能力も大切」にされています。試合では全員が同じ動きをするのではなく、選手の特徴を活かした戦術を取り入れることで、個性を尊重しながらもチームとしての強さを引き出せます。
4. 昭和と令和の指導を融合するために必要なこと
この融合を成功させるには、指導者自身が柔軟な考えを持つことが重要です。
• 昔のやり方に固執しすぎない:伝統も大切ですが、現代のスポーツ科学や新しい指導法も積極的に取り入れる。
• 子どもたちの声を聞く:選手の意見を尊重し、押し付けではなく、一緒に成長する姿勢を持つ。
• 保護者や指導者間で意見交換をする:時代に合った指導法を模索しながら、チーム全体で共通の指導方針を持つ。
まとめ
昭和の指導と令和の指導は、一見すると対立するように見えますが、それぞれに良い点があります。礼儀や基礎を大切にする昭和の指導を継承しつつ、令和の時代に合った科学的で効率的な指導を取り入れることで、より良いチーム作りが可能になります。指導者が柔軟な姿勢を持ち、常に勉強を怠らず、新たな情報にアンテナを張りながら時代に応じた指導を模索することで、昭和と令和の融合は十分に実現できるでと思います!
うるさいOBとうまくやれるよう頑張ります!
ではでは