しりりん新米コーチのブログ

少年野球のコーチに挑戦中!

質問・提案型が少年野球のコーチングの基本!

こんにちは、しりりんです。

 

少年野球のコーチとして現場を見ていると、どうしても選手たちに、「あーしろ!こーしろ!」と指示や命令をしてしまいます。

 

しかしながら、先日のブログでも触れた通り、選手を尊重し、信頼関係の中で、選手が抱える課題に対する答えや目標に対してとるべき行動を、コミニケーションをしっかりとって、選手自身から引き出すのがコーチングです。

 

www.siririn.com

 

一方で、まずは基本が何かわからなければ、課題を見つけたり次の目標を決めたりすることができないため、基本の技術は「ティーチング」によって指導することとなります。

 

ティーチングとは誰もが知っていなければならない共通認識のことです。

例えば、□+□=2とあります。

皆さんは□にどんな数字を入れますか?

1+1、2+0、0.1+1.9などなど。

無限にありますよね。

 

2を目標と捉えた場合、2への到達方法は無限にあります。この方法を一緒に考えるのがコーチングです。ティーチングは正数でも少数でも数字を足すと2になるという基本を教えることです。

 

しかし、この「ティーチング」が行きすぎると「指示・命令形」の指導となってしまい、少年野球の選手達の自発性、自立性、自律性を奪ってしまいます。

 

ティーチングで教えるべき「基本」を教えたら、その後は「質問・提案型」の「コーチング」によって、選手の自発的な行動を引き出すことが大切です。

 

f:id:siririn:20201215152914p:image

 

指示・命令型の指導

  • 相手とうまくコミュニケーションが取れない
  • 相手のタイプや価値観を見分けられない
  • 誰にでも同じ方法で教えてしまう
  • 自分のやり方を押し付ける
  • 過度の管理(教えすぎ・ 指示しすぎ・結果を叱る)

  →自発性・自立性・自律性を奪う

  →チャレンジを阻害してしまう

 

質問・提案型の指導

  • 自発的な行動を引き出しす《コミュニケーションスキルを用いて》
  • 行動を起こさせ、個々の潜在能力を引き出す

 

まとめ

指示・命令型が良くないのは分かってはいるんです。分かっているんですけど、中々出来ないんですね。分かるとできるの間には、大人でも大きな溝があるんです。

 

少年野球の選手達はまだ小学生ですし、尚更でしょうね。一緒に成長していきます!

 

でわでわ