しりりん新米コーチのブログ

少年野球のコーチに挑戦中!

ハラスメントはダメダメ!目指せグッドコーチング!

こんばんは、しりりんです。

 

先日、「全日本軟式野球連盟学童野球の公認コーチ養成講習会」を受講してきました。2023年より上部大会に参加する場合、この資格をもつ人がベンチにいなければならないとのルールになるそうです。

 

ようやく少年野球でも、ライセンスという概念がでてきたのかな~と思います。サッカーは指導者のライセンスは当たり前ですよね。

さて、その講習会で学んだこと少しここで。

 

ハラスメントのないコーチン

 

何かと少年野球で問題となる、

選手に対する怒声や罵声。これは本当に良くありません。三振したら罵声、エラーしたら怒声。

 

選手達のチャレンジした結果に対してこのような態度は選手達を萎縮してしまい、自主性を奪ってしまいます。

 

怒られないための野球、選手達は駒ではないのです。

 

ハラスメントの定義とは

 

スポーツにおけるパワーハラスメントパワハラ)とは、文部科学省「スポーツを行う者を暴力等から守るための第三者相談・調査制度の構築に関する実践調査研究協力者会議報告」にて、以下のように定義されているそうです。

 

 

同じ組織(競技団体、チーム)で競技活動をする者に対して、職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、指導の適正な範囲を超えて、精神的もしくは身体的な苦痛を与え、又はその競技活動の環境を悪化させる行為・言動をいう

 

 

スポーツの統一組織であるJSPOの倫理規定は、遵守事項として「役職員等及び登録者は、暴力、各種ハラスメント(セクシュアルハラスメントパワーハラスメント等)、差別、試合の不正操作、違法賭博、ドーピング、薬物乱用等の違法行為や、スポーツの健全性及び高潔性を損ねるような社会模範に照らして不適切な行為を絶対に行ってはならない」と規定しているとのことです。

 

この規定で示された各種行為については、公認スポーツ指導者処分基準において、下記に掲げるハラスメント等と虐待行為を含むものとして規定しています。

  • 心理的ハラスメント・虐待:監禁、孤立、言葉の暴力、辱め、脅迫、子供扱い、その他個人の尊厳、および自尊心を損なう可能性のある行為を含む一切の迷惑行為。
  • 身体的ハラスメント・虐待:身体的外傷又は身体的損傷を引き起こす、殴る、たたく、蹴る、噛みつく、火傷させるなどの一切の意図的で迷惑な行為。
  • 性的嫌がらせ(セクシュアルハラスメント:言葉によるもの、又は身体的なものであるかに関わらず、性的な行為に関する一切の望まれない、かつ迷惑な行為。性的嫌がらせは、性的虐待の形を取ることもある。
  • 性的虐待:同意が強制され/操作され、又は同意を与えていないもしくは与えることができない場合において、接触しないものであるか、接触するものであるか、又は挿入するものであるかに関わらず、一切の性的な行為。
  • 無視・懈怠(げたい):プレーヤーに対して注意義務を有するスポーツ指導者又はその他の者がプレーヤーに対し最低限の注意を払うことを怠り、これにより危害を加え、危害が加わることを可能にし、又は危害に差し迫った危険を生み出すこと。

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ハラスメントのないコーチングを実践する

 

全ての暴力やハラスメントなどの不適切な行為を否定し、実際の態度・行動で示すことが重要で、その先導者となるのが、スポーツ指導者としての姿だと思います。

「プレーヤーの権利や尊厳、人格を尊重し、公平に接する」、「常に自信を振り返りながら学び続ける」といった行動を取ることが重要で、また、社会の一員であることを自覚し、模範となる態度、行動を取ることも重要です。

そうすることで、スポーツ指導者、プレーヤー、保護者などが、互いに感謝、信頼しあい、かつ協力、協働、協調できる環境を作ることが可能になるのではないかと思います。

 

難しいこと言ってますが、とにかく選手の人格を尊重すること、自分の所有物ではないということですね。なんでもそうですが、ますますコミュニケーションが必要になってくるということです。

 

よし、来週の練習からは、選手みんなの顔をみて、名前を呼んで、コミュニケーションをもっと、もっとはかるようにします!!

 

ではでは