こんにちは!siririnです。
先日、息子が投球後に、コーチからアイシングをするようアドバイスをもらいました。
チームでアイシングサポーターを持っていないので、個人で買うべきか迷っています。
そこで、アイシングについて調べてみました。
アイシングとは?
スポーツで疲労した部位を冷やすことにより、筋肉の腫れや疲労、炎症を防止し、痛み
を抑える効果が期待できます。
アイシングされた部位は血管が収縮され、アイシングを外した瞬間から血管は元に戻り始めます。
この際に、収縮の反動で血管は膨張し、その血流の勢いで疲労物質を流しだすことがで
きる為、その結果、疲労回復力を高めることができるのです。
一方で、このアイシングについて否定的な意見もあります。
血管の収縮により血流阻害をおこすということは、修復物質まで阻害してしまう恐れが
あるとのことです。
また、痛みを抑えるということは、脳から発せられるシグナル(身体の自己回復)を阻害してしまうことになると言われています。
アイシングは必要なのか?
結論かいうと、アイシングは、適切なタイミングと適切な時間を意識することで、初
めて、その効果を発揮するものであるといえます。
アイシングの時間も適当だったり、その後に、また練習を始めてしまったりすると、
全く効果が無くなってしまいます。
それでは、アイシングの効果的なやり方はどうすればよいでしょうか?
アイシングの効果的なやりかた
投球後すぐにアイシングを開始することが理想的です。
しかし、少年野球や学生野球では、なかなかそれも難しいとおもいますが、それでも、
30分以内にはアイシングを開始するのが望ましいです。
アイシングの時間は15分~20分位がよいでしょう。あまり長時間冷やしすぎると、
血管が収縮されている時間が長くなり、部位の炎症は抑えることができるものの、疲労
回復に悪い影響がでてしまいます。
冷やし方について
氷を氷のうに入れたり、凍らせた保冷剤を使用して疲労部位を抑える必要があります。
両手がふさがってしまうことで、不都合がある場合は、簡単に固定もできる、アイシン
ググッズを使用することがお勧めです。
「アイシンググッズはコストがかかる」という方は、100円ショップなどで、サポータや、マジックテープなどを購入して利用しましょう!
まとめ
アイシングは「みんながやっているから」「ただんとなく」というように漫然と冷や
せば良いというわけではありません。
「なぜ行う必要があるのか」という意識をしっかり持ってこそ、効果が
期待できます。
また、最近では、少年野球でも球数制限が設けられるようになり、1日70球が上限とされております。
非常に良い傾向だと思いますが、試合に限らず、練習中もこの球数制限を意識しつつ、
指導にあたれればと思います。
但し、アイシングはあくまでも、筋肉の腫れや疲労、炎症を防止し、痛みを抑えるなど
の、応急処置的な対応に他なりません。
選手の皆さんは、少しでも痛みがあれば医師による診断を受けてください。
ご家族のみなさんも、よく観察してあげてください。
肩をかばう動作だったり、野球ができなくなることが嫌で、ずっと黙っているなどは、よく聞く話です。
肩や肘は消耗品です。生涯スポーツとして、末永く続けていくためにも、大切に労わっ
てあげましょう!
ではでは、これからバッセン行ってきます!